アジア最強の都市国家 シンガポール
どうも、義貞です。
夏も本番になりましたね。しかも台風が近い。
お盆の間に台風が来ないとよいのですが。
さて今日は東南アジアのトップとボトムを紹介しましょう。シンガポールとミャンマーです。
まあ、GDP比較でいえばミャンマーよりもカンボジアの方
がたしか低いですが、ミャンマーは最貧国という認識がありますね。
シンガポールは言わずと知れた富裕国であり、アジアのヘッドクォーター、投資家やビジネスマンなどの富裕層が集まるビジネス・センターみたいなイメージですよね。
実際、シンガポールは皆が超富裕層というわけではなく、行けば分かりますが他の東南アジアと変わりない屋台飯の場所もあります。
マリーナ・ベイへ行けば確かにそこは超高層ビルが林立するビジネスセンターではありますが。
ベンチャーキャピタルも集まるシンガポールでは、スタートアップも花盛りですし、配車サービスのGrab、東南アジアを代表するECサイトLazadaやShopeeも、デジタルエンターテイメントPFのGarenaもシンガポール発です。
シンガポールは非常に車の値段が高いことも有名であり、そのこともあってMaas(Mobility as a service)が最先端で進む場所でもあります。
デジタル化、AIやブロックチェーンの進展も早いスピードで進んでいくのがシンガポールです。
今でこそアジア最強の先進国シンガポールですが、もちろんそこまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
もともとマレーシアの一部であったシンガポールですが、英国植民地時代から貿易港として栄え、中国やインドなどから多数の貿易商たちがやって来て住み着きました。
当時は中国系、インド系、マレー系で棲み分けが進んでおらず、かなりの対立があったようです。それを乗り越えて他民族国家を形成し、英国の影響もあり英語を公用語としてグローバル・マインドを育てます。
しかし、マレー系を優遇するブミプトラ政策をマレーシアが始めると、中華系が多いシンガポールとしては追い込まれます。苦渋の決断として、マレーシアからの独立を建国の父であるリークアンユーが宣言するのです。
このリークアンユー氏の手腕が凄まじいものがあり、ここからシンガポールのサクセスストーリーが始まります。詳しく書くと長くなるので、また次回にしましょう。
義貞