義貞ブログ

義貞こと新田義貞は「太平記」にも登場する鎌倉時代の武将です。弓術に長け、義理人情に篤い義貞は鎌倉幕府の討幕に燃えます。ブログ内容は、自分の好きな歴史、旅行、ビジネス動向などについて書いていきます。

義貞旅 バンコク・フアラルンポーン駅からアユタヤへ

どうも、義貞です。

 

先日ブログをアップしました。山田長政とアユタヤを紹介しました。

では実際にどうアユタヤに行けばいいのか。もう知っている人もたくさんいると思いますが、義貞としては、鉄道の旅をおススメします。

 

ドラマ深夜特急「アジア熱風編」でも描かれている通り、アユタヤへの旅は鉄道が一番です。しかも、しょぼいが味のある、とても遅々とした鉄道だからこそ風情があるってもんです。

 

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フアラルンポーン中央駅

バンコクの中心にあるフアラルンポーン駅。中は非常に広々としていて、朝にここに来ると、「よしっ、これから旅にでるぞ」という感じになります。

鉄道のチケットはたしか15バーツ(45円くらい)だった気がする。

とにかく安いのは覚えている。しかし、もちろん、その分快適さなるものを期待してはいけない。

 

バンコクからアユタヤまでだいたい1時間半くらい、この鉄道にガタゴト揺られながら、タイの田舎風景を眺めて風になびかれます。

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鉄道の良さを感じる義貞

トㇽットゥトゥトゥルル~♪ 

やはり義貞は「世界の〇窓から」が好きだ。

 

この鉄道の旅ですが、いずれできなくなる可能性があります。

というのも、タイは現在経済のトランスフォーメーションを実行中で、都市開発とインフラ整備に莫大な資金を拠出しています。タイ政府としてはなんとしても「中所得の罠(Middle Income Trap)」を避けたい算段です。

 

ですので、バンスー駅周辺を大開発して、新しいセントラル駅の構想を起こし、そこから高速鉄道を走らせるバンス―駅の「丸の内化」を進行させています。そこを中心駅に、高速鉄道がラオスと中国に接続される予定になっています。

 

なので、そうなると以前のようにフアラルンポーン駅からのんびり鉄道でアユタヤ旅行という渋い旅行の仕方はできなくなるかもしれません。

 

その辺りがジレンマというか、タイの旅行の醍醐味が失われるが、住んでいる人たちからすれば経済的に豊かになって先進国の一員になりたいという思いの交差があるでしょう。まあタイ人は基本的にサバイであれば良いのだろうが。

 

なので義貞としては、今のうちにアユタヤを鉄道で行っておいた方が良いと思いますよ。

 

義貞