新田義貞と東照宮
どうも、義貞です。
7月も終わりが近づいてきました。休日の暑さはほんとにつらかったですが、8月に入ってもこの暑さが続くかと思うときついですね。
さて、今日もまた義貞と徳川の不思議な縁について話しましょう。みなさん東照宮といえば思い浮かぶのは有名な日光東照宮でしょう。家康本家の愛知にも名古屋東照宮がありますが。
しかし、なんと東照宮は群馬県太田市世良田という場所にもあるのです。
そしてその「世良田東照宮」こそが、徳川発祥の地(?)とされているのです。
まあネタばれ的には徳川発祥の地はもちろん愛知の三河なのですが、世良田東照宮の謎は、戦国時代からある「系図買い」なるものです。
源平の戦いの頃から武士というのが政に関わるようになる日本の歴史ですが、鎌倉幕府以降、源の氏はかなりのネームバリューだったようで、歴代的にもそのバリューを引き継ぐことがMustだと考えられていたようです。
もともと、私義貞の家名は新田なのですが、新田家の始祖、新田義重は源の家系を継ぎ、さらには足利氏とも繋がっています。新田家八代目が私、義貞であり、鎌倉幕府を打倒したことはご存知の通り。
新田家の祖新田義重の四男義季は、世良田の地と共に、隣の得川郷を領土としたことから得川義季と名乗ったそうです。もともと徳川家康の旧姓は松平であり、源の系図を引き継ぐために、「系図買い」で得川→徳川を名乗ったとそうなのです。
ということで、徳川につながる世良田東照宮なるものがあるのです。
詳しく知りたい方は新田家の歴史を知ることができる『新田荘歴史資料館』を訪れてみてください。
ということで、愛知と縁を感じる義貞です。
義貞